新聞販売店で無料招待券をもらったので、2022年6月中旬に訪れました。
ちょっと寂れた感じで、建物も少し廃墟化しており、水槽で泳いでいるお魚さんの案内板がなかったりします。正規の入場料金は1,500円だそうで、厳しい言い方ですけど、自前で払って入る気にはならないかな? ぽん太たち以外にもお客さんはいたのですが、たぶん何かとのセット券とかだと思います(違ってたらごめんなさい)。
なんかもうちょっと、見せ方を考えるとか、興味深い解説を加えるとか、頑張ってほしいところです。可愛いお魚さんや興味深い動物たちもいるので、もったいない気がしました。
入場料と場所
水族館というから海に近い箱根湯本近辺にあるのかと思ったら、実は芦ノ湖畔で、プリンスホテルやケーブルカー乗り場がある一角ですね。
箱根園共通の広い駐車場がありますが、駐車料金は平日無料、土日祝繁忙期は1,000円のようです。
余談ですが、登録有形文化財にも指定されていた美しい和風建築の竜宮殿、プリンスホテルの別館として使われていていつかは泊まりたいと思っていたのですが、いつの間にか日帰り温泉施設にリニューアルされていたのには驚きました。でも、よりによって日帰り温泉施設はないだろと。
水族館とともに、ぽん太の若かりし頃はブイブイ言わせていた西武プリンス王国の衰退を目の当たりにするようで、ちょっと寂しく感じました。
公式サイトはこちらです。
https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/
お土産屋街の一角にある入り口も、目立たない上に地味で、入ってみようというワクワク感がありません。
お魚さんや動物たち
沖縄の魚の大水槽
メインの大水槽には、沈船のオブジェがあり、沖縄あたりの魚が泳いでます。傍にショーを見るための階段状のベンチが設置されておりますが、何時からショーをやるのかの表示はどこにもなし。オフシーズンのこの時期は開催していないのでしょう。
巨大魚ピラルクやピラニアの群れなどアマゾンのお魚
こちらはアマゾンのお魚たちの水槽で、巨大魚ピラルクなどもいて、見飽きませんでした。別の水槽にはピラニアの群れもいました。一緒に入れていると他の魚を食べてしまうのでしょうか。
クラゲもいるよ
クラゲです。なんでこんな生き物がいるのか見ていて不思議です。
警戒心の強いチンアナゴが間近で見れる
チンアナゴですね。ダイビングでは「上から二番目の丸印が見える写真を撮る」のが目標ですが、近寄ると警戒してすぐ砂に潜ってしまうので、なかなかうまく撮れません。こんかいは簡単に撮れて、嬉しかったです。
カクレクマノミとナンヨウハギの某映画の水槽
カクレクマノミとナンヨウハギの水槽。明らかに『ファインディング・ニモ』を意識していると思われますが、説明でひと言も触れられていないのは、著作権の関係でしょうか?
コツメカワウソの動きが可愛い
玄関近くにいるコツメカワウソ君。動きが可愛くて、いつまでも見ていられます。
広々したプールでスイスイ泳ぐアザラシ君
建物の裏手に庭があり、その中を進んでいくとアザラシのプールがありました。これも行ってみたら偶然見つけた感じで、案内がきちんとしてません。しかし結構でっかいプールで、3匹のアザラシが広々と泳いでました。しかも階段を降りると水面下の様子も見れるしくみ。何組かのお客さんとしばらく見てたら、飼育員の人たちが出てきて、餌をやり始めました。一匹につきバケツにけっこう大量の小魚を食べてました。なかなかの食欲です。冒頭の写真のように、餌やりの合間に地味に芸をやらせたりしているのですが、我々に見せているわけでもなく、訓練というほどでもなく、日常的なエクセサイスといったところでしょうか。ちょっとぐらいお客さんにアピールしてくれてもいいのに。
危険外来生物カミツキガメの実物は怖い
アザラシプールの地下には、悪名高い危険な外来生物カミツキガメが。テレビではよく見かけますが、実際に見るのは初めて。すごい迫力です。口の中の赤いミミズみたいなのが擬似餌で、間違えて近づいてきたお魚をパクリといただきます。
情報
箱根園水族館
公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/suizokukan/
入場料:大人1,500円、子供750円
駐車場:1,000円(平日無料)