ぽん太のよりみち精神科

たんたんたぬきの精神科医ぽん太のブログです。ココログの「ぽん太のみちくさ精神科」から引っ越してまいりました。以後お見知り置きをお願いいたします。

【ハイキング】コマクサ満開!池の平湿原

 2022年の6月下旬、東京は連日の猛暑に見舞われ、気象庁もたまりかねてか6月27日に関東甲信越地方の梅雨明けを宣言しました。

 あまりの暑さにぽん太とにゃん子は、少しでも標高の高いところに避難すべく長野県小諸市の標高2000mにある高峰温泉に泊まることにし、その前に近くの池の平湿原をハイキングしました。

 東京の最高気温は35.4度でしたが、標高2000mの湿原は心地よい風が吹き、気持ちのよいハイキングが楽しめました。もちろんコマクサも咲いてました。

基本情報

【場所】池の平湿原

【山域】志賀・草津四阿山・浅間

【日付】2022年6月27日

【天気】晴れ

【駐車場】市営の池の平駐車場(200台)がある。普通車600円。

【ルート】池の平湿原駐車場13:39…14:04雲上の丘(昼食)14:22…14:33見晴岳…コマクサ園…鏡池…15:19池の平駐車場

アプローチ

 高峰温泉の前を通り過ぎ、湯の丸高峰林道を通って湯の平駐車場を目指しました。皆考えることはおなじようで、駐車場にはけっこう車が停まってました。

 13時39分にスタート。まずは雲上の丘に至る稜線を登っていきます。

富士山が見えた

 高い台に出ると、佐久の町のはるか彼方に、富士山が見えてました。

アヤメ

 アヤメが少しだけ咲いてました。

雲上の広場

 雲上の広場から池の平湿原を見下ろす。左奥は、黒斑山の上に浅間山がちょっとだけ顔を見せてます。広々した風景を眺めながら、木陰に腰を下ろし、昼食をいただきました。

ピグミーの森

 「ピグミーの森」と呼ばれるあたり。細い気が密集していて、言いたいことはなんとなくわかりますが、現代の感覚ではちょっと差別用語っぽい気もします。

見晴岳。槍穂高も見えます。

 分岐を右に曲がって少し登ると、見晴岳の山頂があります。

 見晴岳という名前の通り、南東方向がはるか見張らせます。写真にはよく写ってませんが、槍から穂高への稜線。左に乗鞍岳御嶽山。右へは後立山連峰が続きます。

テガタチドリ

 ちょっとまばらですが、テガタチドリですね。

コマクサ

 分岐あたりに戻り、コマクサ園にはかわいいコマクサ君たちが咲いてました。

 8月1日、池の平湿原に、故意に持ち込まれた園芸種のコマクサが繁殖しているというニュースが流れました。記事の中に写真がありますが、園芸種は花の色が濃い赤で、咲く時期もちょっと遅いようです。場所は三方ヶ峰のコマクサ園のようです。ぽん太が撮った写真は従来種のコマクサですね。

 「そんなトンデモないことをするなんて!」と怒りたくなりますが、上の記事によると、実はもともと池の平湿原にはコマクサが自生してなくて、昭和40年代に大町市の山岳博物館から取り寄せた種をまいたという記録があるそうで、在来種の方も実は人工的に持ち込まれたもののようです。現実は複雑ですね。

湿原の木道を行く

 山峰ヶ峰は、時間が無かったのと人影が多かったので省略し、湿原へと下っていきます。林道歩きって、なんか楽しいですよね。猛暑が続いているせいなのか、湿原にまったく水はなく、乾いてました。

レンゲツツジが満開

 レンゲツツジが満開でした。

ハクサンチドリ

 高山植物の女王(個人的に)、ハクサンチドリです。

鏡池

 鏡池ですね。

 

【仏像】箱根・岡田美術館の平安中期の木造薬師如来坐像(重文)など

 箱根は小涌谷にある岡田美術館には、重要文化財に指定された平安中期の木造薬師如来像があり、前から一度行ってみたいと思っていたのですが、入場料が2800円とちょっとお高くて、これまで足が向きませんでした。こんかい意を決して行ってきました。

 岡田和生氏の私的コレクションを展示する美術館で、日本・中国・韓国の陶磁器を中心とした膨大なの日本・東洋の美術品が展示されております。仏像は少なめですが、重要文化財のとっても親しみやすい薬師如来がいるので、訪れる価値ありです。

箱根・小涌谷の広大な敷地に建つ壮麗な美術館

 箱根の国道一号の小涌谷にあります。80台の駐車場があり、美術館利用者は無料です。バスの場合は小涌園バス停の目の前です。箱根登山鉄道小涌谷駅からは徒歩20分ですが、急な上り坂なのでバスの利用をお勧めします。

 岡田美術館の開館は比較的新しく、2013年のことです。6000平方メートルを超える広大な敷地は、明治時代の外人向けホテル開化亭の跡地だそうですが、岡田美術館ができる直前はどうなっていたのかは、ググってみましたがよくわかりませんでした。

 その広大な敷地に展示面積5000平方メートルの5階建ての真新しい美術館があり、レストラン開化亭、庭園などが付属します。

 入場料は2800円といいお値段なので、各種割引券を利用しましょう。ぽん太とにゃん子はJAF会員証で200円引きで入りました。

果てしなく広がる展示室に膨大な陶磁器が

 入場の際、飛行場のような荷物検査があります。スマホやカメラは持ち込めないので無料のロッカーに預けましょう。

 まず1Fの展示室に入ると、広大なスペースに膨大な数の陶磁器が展示されております。とにかく広いということは聞いてましたが、老眼のぽん太にはどこが果てなのかよく見えません。

 さまざまな時代・産地の陶磁器があり、一つひとつの産地でも、さらに細かく時代やデザインで分類され、細かく解説されているので、それぞれの違いが(その時は)よくわかりました(もう忘れたけど)。

 全部真剣に見ていると、丸一日、いや丸二日はかかりそうだったので、2Fからはめぼしい作品だけを鑑賞。

再発見された歌麿の「深川の雪」は見れませんでした

 歌麿の「深川の雪」再発見のニュースは、当時大きく取り上げられました。

 美人画で有名な喜多川歌麿の「深川の雪」は、版画ではなく肉筆画(歌麿が筆で実際に描いたもの)で、かつ縦2m横3.4mの大作。しかし1948年に銀座松坂屋で開かれた「第2回浮世絵名作展覧会」に出品されたのち、長く所在不明になっておりました。それから64年後の2012年、古美術商・寺元晴一郎氏(当時の岡田美術館副館長)が深川の倉庫で発見。岡田美術館所蔵となり、修復を経て2014年4月から公開されました。行方不明のあいだどうなっていたのかは明らかになっておらず、何か美術界のドロドロを感じますね(喜多川歌麿《深川の雪》の発見 @NHK 日曜美術館 : Art & Bell by Tora)。

 で、なんとこの作品が、2Fで行われている展覧会「花鳥風月 名画で見る日本の四季」に出品されたのですが、とっても残念なことに7月16日からの後期だけの展示で、ぽん太が訪れた6月中旬には見ることができませんでした。もう一回見にいく時間とお金がないがね。残念ですが次の機会を待つことにしました。その代わり前期だけ展示されていた若冲の「孔雀鳳凰図」や田村一村の「白花と赤翡翠」を見ることができました。

 「深川の雪」は今年の12月18日まで展示されているので、見たい人は今がチャンスです。

仏像は少なめですが、お優しい木造薬師如来坐像(重文)は必見

 4Fの土偶と埴輪の前を走り抜け、ようやく5Fの仏教美術展示室に到達。SASUKEのファイナルステージ進出のような達成感に身が包まれます。

 展示室の広さは、1〜4Fに比べるとかなりこじんまりしています。岡田さん、仏教美術にはあまり興味がなかったのかもしれません。

重文の木造薬師如来坐像(平安中期)

 さて、お目当ては重要文化財の木造薬師如来坐像です。お写真は下のリンクからどうぞ。

 高さは約1mで、お顔は大きめ、脚は小さめ。足の部分傷みが目立ちます。全体に丸くて穏やかなお姿、薄い衣の表現、眠たそうな表情など、いわゆる定朝様の仏さまです。大きな丸顔で、目鼻口が中央に寄っていて、優美で神々しい貴族的なお姿というよりは、親しみの持てる素朴な優しさを感じます。なかなか好ましい仏さまです。一木造。元は滋賀県の潮音寺にあったそうです。

鎌倉時代の美しい四天王像

 像高約40cmと小さめですが、プロポーションよく、ポーズも美しく、細かく掘り込まれた四天王さまで、彩色も残ってます。鎌倉時代の作ですが、勢いやパワーよりも、工芸品的な美しさがまさってます。

 そのほか、薬師如来の両脇に1.5mほどの二天像、仁王像、小さな金銅の誕生仏などがありましたが、スマホを持ち込めずにメモがとれなかったので、もう忘れてしまいました。

創始者の岡田和生ってどんな人?

 これだけのコレクションを集めた岡田和生さんって、どんな人だったんだろうかという興味が湧いてきます。岡田和生 - Wikipediaを見ると、パチスロの王手メーカー「ユニバーサルエンターテイメント」の創業者のようですね。ぽん太はパチスロはしたことないので良くわかりませんが。1942年生まれで現在79歳。1999年には日本の長者番付で1位になったとのこと。岡田美術館の開設が2013年。しかし2017年には息子たちのクーデターで突如会長職を解かれます。その後は海外まで巻き込んでの訴訟やら裁判やらで、いろいろと大変なようです。

 岡田美術館の莫大なコレクションが、「あら素敵ね〜」のキレイゴトですまないところがいいですね。パッションを感じます。

基本情報

岡田美術館

住所:神奈川県箱根町小涌谷493-1

開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)

休館日:12月31日、1月1 日、展示替期間

入館料:一般・大学生2800円、小中高生1800円

公式サイト:https://www.okada-museum.com

仏像

 木造薬師如来坐像 平安時代中期 11世紀 像高105.6cm 重要文化財 写真

 木造四天王立像 鎌倉時代 13世紀 像高39.9〜41.0cm 写真

 木造二天像

 金銅誕生仏

 木造仁王像

【ミステリースポット】箱根大天狗山神社・日本一幼神供養神社

 令和4年6月下旬、数十年ぶりに箱根旧道(県道732号湯本元箱根線)を車で走っていたら、でっかい赤い鳥居の両側に天使の像が付いている不思議な神社があったので、コレハナンジャということで参拝してみました。

 箱根大天狗山神社という新宗教で、日本一幼神供養神社という別名もあり、水子供養に力を入れているようです。神道と仏教、西洋宗教が混ざり合い、色彩も鮮やかで、水色の仏像もあり、ポップでキッチュな空間となっております。

 近くに立ち寄った際は参拝をお勧めいたしますが、宗教施設であり、信者さんたちにとっては祈りの場であることを忘れず、興味本位の観光気分で訪れないようご注意を。 

天使のいる真っ赤な大鳥居がお出迎え

 須雲川ICから少し登った急坂の急カーブのところにある巨大な鳥居が目立ちます。鳥居とエンジェルの取り合わせはインパクトがあります。

日本一幼神供養神社とも呼ばれ水子供養に力を入れています

 看板に二つの神社の名前が書かれています。「箱根大天狗山神社」というのは何となくわかりますが、「日本一幼神供養神社」というのは聞きなれない名前です。

 「幼神」という言葉はぽん太は初耳だったのですが、あとでぐぐってみると、ゲーム(?)の世界ではよく使われるようで、文字通り「幼い神」「子供の神」という意味のようです。

 ゲーム以外では、折口信夫の『日本文学の発生』ぐらいしかヒットしませんが、やはり「幼い神」という意味で一ヶ所使われているだけでした。

 宗教ということを考えると、ここでいう幼神はいわゆる「水子」のことではないかと思うのですが、中を参拝した印象ではそれで間違いなさそうで、公式サイトにもそう書かれてました。

神社の由来

 鳥居の近くに、「此の神社の由来」という案内板がありました。約650年前に中国で、神々と動物たちの間に交わされた約束に端を発するようです。細かいことは皆さんがそれぞれ読んでほしいのですが、平成22年にその約束のほとんどが果たされ、その後は幼神救済を行う神社として発展していく、そしてその節目に大鳥居が建立された、というようなことが書かれています。

撮影禁止の内部は神道・仏教・西洋文化が入り混じった色鮮やかな空間

 その内側には和風の門がありますが、随所に西洋アンティーク人形のような像が祀られています。

 門の中には広い駐車場があります。また比較的大きな茶店のある休憩所もあり、ちゃんと営業していてお参りの人が入ってました。

 案内図です。かなり広い敷地に、幾つもの社殿が建っており、財力がありそうですね。

 二番目の鳥居の奥に参道が伸びています。ここから内側は撮影禁止になっており、残念ながら写真はありません。鳥居の向かって左の柱の陰にあるのは、水色の服を着た仏像です。仏教も取り入れられているようです。

 内部は全体に色鮮やかで華やか。お祭りの参道のような雰囲気です。参道の向かって左には、ヨーロッパ風の聖人像のような石像も建ち並んでいました。

 突き当たりの本宮の内部には、虎やらなんやらが賑やかに並んでおりました。

 境内全部を参拝する時間はなかったので、稲荷堂まで参拝いたしました。神社のような、お祭りのような、教会のような、お寺のような、不思議な雰囲気でした。

 日本の宗教は、古くから神仏習合という、神道と仏教が融合した形で発展してきましたが、ここはヨーロッパ文化も習合しているようです。

公式サイトやネットの情報

 帰ってからネットで検索してみると、公式サイトがあるようです。

 宗教法人としては「箱根大天狗山神社」のようですね。開山は昭和55年のようです。旧道をもう少し下ったところに見えた派手派手しいお寺・浄土金剛宗天聖院、少し登ったところにある天聖稲荷大権現神社も同じ宗教法人の運営のようで、似たようなオーラが漂ってます。今回は時間が足らず、参拝を省略いたしました。

 ホームページ内に、「幼神供養(水子供養)」と書いてありますね。

 箱根大天狗山神社 - Enpediaというサイトには、開祖の名前などの情報が書かれていますが、内容の信憑性はわかりません。

 秦野市にも大護摩会場とされている施設があるようです(https://goo.gl/maps/oBLAKDPnzH8fJgvB7)。

 また茨城県加波山神社とも関係が深く(加波山神社 真壁拝殿(里宮)|現代神名帳)、真壁拝殿(里宮)は開祖が建立したようです。

基本情報

箱根大天狗山神社・日本一幼神供養神社

住所:神奈川県足柄市m郡箱根町須雲川293

入場:無料

公式サイト:https://hakonedaitengu.org

【水族館】ちょっと残念な箱根園水族館

 新聞販売店で無料招待券をもらったので、2022年6月中旬に訪れました。

 ちょっと寂れた感じで、建物も少し廃墟化しており、水槽で泳いでいるお魚さんの案内板がなかったりします。正規の入場料金は1,500円だそうで、厳しい言い方ですけど、自前で払って入る気にはならないかな? ぽん太たち以外にもお客さんはいたのですが、たぶん何かとのセット券とかだと思います(違ってたらごめんなさい)。

 なんかもうちょっと、見せ方を考えるとか、興味深い解説を加えるとか、頑張ってほしいところです。可愛いお魚さんや興味深い動物たちもいるので、もったいない気がしました。

入場料と場所

 水族館というから海に近い箱根湯本近辺にあるのかと思ったら、実は芦ノ湖畔で、プリンスホテルやケーブルカー乗り場がある一角ですね。

 箱根園共通の広い駐車場がありますが、駐車料金は平日無料、土日祝繁忙期は1,000円のようです。

 余談ですが、登録有形文化財にも指定されていた美しい和風建築の竜宮殿、プリンスホテルの別館として使われていていつかは泊まりたいと思っていたのですが、いつの間にか日帰り温泉施設にリニューアルされていたのには驚きました。でも、よりによって日帰り温泉施設はないだろと。

 水族館とともに、ぽん太の若かりし頃はブイブイ言わせていた西武プリンス王国の衰退を目の当たりにするようで、ちょっと寂しく感じました。

 公式サイトはこちらです。

https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/

 お土産屋街の一角にある入り口も、目立たない上に地味で、入ってみようというワクワク感がありません。

お魚さんや動物たち

沖縄の魚の大水槽

 メインの大水槽には、沈船のオブジェがあり、沖縄あたりの魚が泳いでます。傍にショーを見るための階段状のベンチが設置されておりますが、何時からショーをやるのかの表示はどこにもなし。オフシーズンのこの時期は開催していないのでしょう。

巨大魚ピラルクやピラニアの群れなどアマゾンのお魚

 こちらはアマゾンのお魚たちの水槽で、巨大魚ピラルクなどもいて、見飽きませんでした。別の水槽にはピラニアの群れもいました。一緒に入れていると他の魚を食べてしまうのでしょうか。

クラゲもいるよ

 クラゲです。なんでこんな生き物がいるのか見ていて不思議です。

警戒心の強いチンアナゴが間近で見れる

 チンアナゴですね。ダイビングでは「上から二番目の丸印が見える写真を撮る」のが目標ですが、近寄ると警戒してすぐ砂に潜ってしまうので、なかなかうまく撮れません。こんかいは簡単に撮れて、嬉しかったです。

カクレクマノミナンヨウハギの某映画の水槽

 カクレクマノミナンヨウハギの水槽。明らかに『ファインディング・ニモ』を意識していると思われますが、説明でひと言も触れられていないのは、著作権の関係でしょうか?

コツメカワウソの動きが可愛い

 玄関近くにいるコツメカワウソ君。動きが可愛くて、いつまでも見ていられます。

広々したプールでスイスイ泳ぐアザラシ君

 建物の裏手に庭があり、その中を進んでいくとアザラシのプールがありました。これも行ってみたら偶然見つけた感じで、案内がきちんとしてません。しかし結構でっかいプールで、3匹のアザラシが広々と泳いでました。しかも階段を降りると水面下の様子も見れるしくみ。何組かのお客さんとしばらく見てたら、飼育員の人たちが出てきて、餌をやり始めました。一匹につきバケツにけっこう大量の小魚を食べてました。なかなかの食欲です。冒頭の写真のように、餌やりの合間に地味に芸をやらせたりしているのですが、我々に見せているわけでもなく、訓練というほどでもなく、日常的なエクセサイスといったところでしょうか。ちょっとぐらいお客さんにアピールしてくれてもいいのに。

危険外来生物カミツキガメの実物は怖い

 アザラシプールの地下には、悪名高い危険な外来生物カミツキガメが。テレビではよく見かけますが、実際に見るのは初めて。すごい迫力です。口の中の赤いミミズみたいなのが擬似餌で、間違えて近づいてきたお魚をパクリといただきます。

情報

箱根園水族館

住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139

公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/suizokukan/

入場料:大人1,500円、子供750円

駐車場:1,000円(平日無料)

 

 

【温泉】身も心もデトックス。現代の湯治宿、養生館はるのひかり。

 養生館はるのひかりは、観光客で賑わう箱根湯本の近くにありながら、静かで落ち着く大人の宿です。源泉掛け流しの温泉と無農薬野菜の養生食で身も心もデトックスできます。

 この宿がおすすめな方

  ・女性のペアや一人旅。
  ・玄米食有機野菜をいただきたい方。
  ・静かでゆっくりした時間を過ごしたい方。

 この宿をおすすめしない方

  ・大勢で飲んで騒ぎたい方。
  ・肉などをお腹いっぱい食べたい方。

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緑の中の茅葺の母屋

 箱根湯本駅から温泉街を抜け、急坂を登って徒歩15分。旧東海道沿いにある「はるのひかり」の周辺は静寂に包まれ、観光客があふれる駅前の賑やかさが嘘のようです。(注:宿としては、徒歩よりも100円乗合バスの利用をおすすめしております。)

 そんな中、緑に囲まれた茅葺き屋根の母屋が見えてきます。

 梅雨の季節とはいえとっても暑い日でしたが、茅葺き屋根の下は涼しい風が入り、樹々の緑が鮮やかでした。

 庭もきれいに刈り込むのではなく、野趣あふれる雰囲気になってます。

 格子窓越しに見える母家の屋根。

 読書室です。広々としたスペースで、ゆったりとした時を過ごすことができます。

おしゃれな和モダンの客室

 お部屋も民芸調で落ち着きます。宿泊棟は斜面に沿って建てられており、階段で結ばれていてバリアフリーではないので、注意が必要です。お布団は自分で敷きます。

 洗面所まわりもスッキリとデザインされており、女性に喜ばれそうですね。

 現代風の「書院」スペース。本を読んだりするのに最適です。

温泉:源泉掛け流しをお好みの温度で

現代アートのような2F浴室

 2F浴場です。シンプルですが現代芸術のような美しさです。椅子を置くというセンスがすごいですね。浴槽の縁は石張りですが、内部や床はコンクリート打ちっぱなしです。

 お湯はもちろん源泉掛け流し。無色透明でやわらかいお湯です。一番奥の浴槽に源泉が注がれ、順次手前に流れてくる方式で、手前になるほどぬるくなります。お好みの温度で楽しめます。

 夜中に男女入れ替えとなりますが、きほん女性が多い宿ですから、広いこちらの浴室は昼から夜は女性用、翌朝が男性用となります。

池の緑と岩に臨む1F浴室

 こちらが1F浴室です。窓の外は岩と木々に囲まれた池があります。金魚が泳いでいるので、露天風呂と間違える心配はありません。

 やはり左の浴槽が熱めで、右がぬるめとなります。浴槽や床はタイル張りですね。

 壁や天井は白いタイル。天井がかまぼこ型になってます。

温泉分析書・肌にやさしい弱アルカリ性の湯

 温泉分析書です。泉温54.2度。pH8.2の弱アルカリ性で、お肌すべすべ系ですね。とても柔らかいお湯で、ぬるめの浴槽にゆっくりつかっていると気持ちいいです。

夕食は有機野菜主体の低カロリーな養生食

 夕食は、古民家風の和モダンのお食事処でいただきます。

 有機野菜中心の「養生食」です。タンパク質は……揚げ出し豆腐と、お鍋のお豆腐だけです。でも野菜はとっても美味しいですよ。まわりがパリパリの揚げ出し豆腐は初めてでした。

 お品書きです。カロリーは500kcal未満とのこと。

 実はぽん太は先日大腸ポリープを取ったばかりなので、まだ食事制限中。そんなこともあって今回この宿を選んだのです。

 自家製の旨辛味噌とケールのふりかけ。旨辛味噌の方は大腸のためにちょっとだけにしました。

 ご飯は微発芽玄米ご飯。毎日発芽させたものを炊いているそうで、噛み締めると甘みがしてきます。

 デザートのミカンの寒天は素朴なお味。

この時期ならではのホタルの鑑賞会

 夕食後、母家の裏手の水路でホタルの鑑賞会が光られました。撮影は禁止です。十匹程度でしたが、闇夜に明滅する姿は美しくもはかなげでした。

朝食もとってもヘルシー

 さて、こちらが朝食です。エボダイの干物が貴重なタンパク源です。ご飯は雑穀米。

 メニューです。朝食は350キロカロリー以下。

 リクエストで自家製の納豆をいただけます。大粒の黒い納豆で、ご飯にまぜずにこのまま頂きます。左上は自家製の酵素ドリンクです。

 もうひとつハーブティーもリクエストで頂けます。使用ハーブは時に応じて変わるようで、聞いたけど忘れてしまいました。

宿の周辺の散策もおすすめです

ひなびた弥坂湯

 帰りがけに近所を散策。しぶい銭湯がありました。

秀吉の小田原征伐の本陣となった早雲寺

 こちらは早雲寺ですね。北条早雲の遺言に基づき1521年に創建。「北条」とはいっても戦国時代の話ですから、「鎌倉殿の13人」とは関係ありません。

 1590年の小田原征伐豊臣秀吉の本陣が置かれましたが、その後一帯は焼き払われました。現在の伽藍は江戸時代のものです。

基本情報

【旅館名】養生館 はるのひかり
【温泉名】箱根湯本温泉
【住所】神奈川県足柄下郡箱根町湯本554
【公式サイト】・https://harunohikari.com
【宿泊日】2022年6月中旬
【泉質】ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
  ◎源泉掛け流し 加水(-)、加温(-)、循環(-)、消毒(-)
【宿泊料】2食付スタンダート養生プラン 2名1室、1人14,080円。

  (1泊の場合は現金払いです)

【温泉】泉岳館の炭酸泉は初体験のシュワシュワ感

 岐阜県下呂温泉と高山の間あたりにある湯屋温泉泉岳館。この旅館の特徴は、なんと言ってもシュワシュワの炭酸泉。温泉につかり、飲泉所で味わい、そしてお食事でも楽しむことができます。日本秘湯を守る会と日本源泉湯宿を守る会の会員宿。一度お試しあれ。

静かな湯屋温泉と、和モダンな宿の外観

 善光寺東海別院で六善光寺同時御開帳コンプリートを果たしたぽん太は、その日の宿、岐阜県湯屋温泉泉岳館に向かいました。愛知から岐阜だから大して遠くないだろうと思ったら、カーナビが示したルートは高山経由の180kmで所要時間3時間弱。

 なにそれ。

 岐阜県の大きさというか、山深さというか、前人未到さを思い知りました。

 ようやくたどり着いた湯谷温泉は、大洞川の谷筋にある小さな温泉街。宿は3軒しかありません。開湯は室町時代の中期だそうです。

 泉岳館の外観は、もともとあった建物に上手に外装を付け加え、品格ある和モダンな雰囲気になっております。

 内装も同様に、美しくリニューアルされております。

 宿の向かいにある冨士神社の社殿はなかなか立派です。江戸後期の1821年の造営だそうです。今は静かな湯谷温泉ですが、昔は栄えていたのでしょうか。

客室はロッジ風の和洋室

 こちらが客室です。新しく改装されてますね。白木を使ってちょっとロッジ風。ベッドなので従業員が布団を敷きに入ることもなく、コロナ対策としても万全です。

 お着き菓子は、温泉まんじゅうを固形燃料コンロで蒸していただきます。軽く栄養補給して、いざ温泉に出発。

温泉はシュワシュワ炭酸泉の源泉掛け流し

自然に囲まれた貸切露天風呂

 まずは貸切露天風呂へ。あまり広くはありませんが、清流に望み、自然が豊かです。1回30分以内で無料で利用できます。チェックインの際に1回分予約しますが、あとは空いていれば何度でも自由に入れます。

 湯船の中の臼のようなところから冷たい源泉が湧き出ており、舐めると炭酸水のようにシュワシュワです。新鮮な源泉は無色透明ですね。味は鉄味と苦味が感じられましたが、お食事のときはそんなに気にならなかったので、シュワシュワ感による錯覚かもしれません。

 泉温が低いので加温はしてますが、加水・循環・消毒なしの源泉掛け流し。日本源泉湯宿を守る会の認定浴槽の札が表示されております

 奥の下の方にある加温機(ヒーターみたいなもの?)でゆっくりと加温されており、そこからボコボコと泡が上がってきます。湯船に溜まったお湯は、白っぽく薄茶っぽいやや濁りで、浴槽には鉄っぽい茶色い結晶が析出しております。

湯治の雰囲気がある内湯

 男性用の内湯です。

 こちらの浴槽は湯治っぽい雰囲気がいいですね。長い年月を経て茶色い結晶が厚く付着した浴槽が素晴らしいです。上の段が38度、下の段が42度に設定されています。加熱器による加温で、もちろん源泉掛け流し。

 上の浴槽に入っていると、肌に泡が付着してきます。下の段や、先ほどの露天ではあまり付着しないようで、温度を上げると炭酸が逃げていってしまうのかもしれません。

 ぬるい方にゆっくり浸かっていると、体がぽかぽか温まってきてゆったりできます。

温泉分析書によると1203.8mg/kgの遊離二酸化炭素

 温泉分析書です。

 泉温12.2度。pH5.7の弱酸性ですね。上でぽん太は苦味や鉄味を感じたと書きましたが、試験室における知覚的試験では炭酸味とだけ書いてあります。やっぱりぽん太の舌の錯覚のようです。

 溶存ガス成分では、遊離二酸化炭素が1203.8mg/kgとなかなかの量です。これがシュワシュワの秘密ですね。

 泉質は「単純二酸化炭素鉱泉」となっておりますが、写ってない左側の部分には「二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉」と書いてあります。ぽん太が成分を見てみるに、後者が正しいように思えます。

飲泉所で炭酸泉の持ち帰りもできます

 飲泉所もあり、ペットボトルなどに入れて持ち帰ることもできます。上には薬師如来が祀ってあります。

炭酸泉を利用したお料理

夕食は飛騨牛の炭酸泉しゃぶしゃぶと岩魚のお刺身

 夕食はお食事どころでいただきます。彩も鮮やかで美味しそうです。左側には岩魚のお刺身。

 飛騨牛でーす。炭酸泉でしゃぶしゃぶにして頂きます。お湯がグツグツ沸騰してきたので肉を入れたのですが、ちっとも色が変化しません。あれ? 指を入れてみたら冷たいです。

 加熱によって溶け込んでいた炭酸がブクブク出ただけだったようです。ぽん太は生まれて初めての体験でした。

 天ぷらや茶碗蒸しなどもつきます。お蕎麦も美味しゅうございました。

朝食は温泉粥やとろとろ温泉豆腐

 朝食です。胃に優しい温泉粥がありがたいです。右上のコンロは温泉水の湯豆腐ですが、豆腐が溶けてトロトロになります。

 飛騨の定番、朴葉焼きも美味しゅうございました。

お支払いが現金とPayPayだけなのでご注意を

 お支払いが現金とPayPayのみで、クレジットカードが使えないのでご注意を。最近の特に若い人は現金をあんまり持ち歩かないと思うので、無銭宿泊にならないように気をつけてください。

 ぽん太はPayPay(限度額が2万円でした)と持ち合わせの現金を合わせて何とか支払うことができました。

基本情報

【旅館名】泉岳館

【温泉名】湯屋温泉

【住所】岐阜県下呂市小坂町湯屋427-1

【公式サイト】・http://www.sengakukan.co.jp

【宿泊日】2022年5月下旬

【泉質】二酸化炭素-ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉(低張性弱酸性高冷鉱泉

  加水(-)、加温(+)、循環(-)、消毒(-)

【宿泊料】プラン:当館いち推し⭐︎自家源泉絶品飛騨牛しゃぶしゃぶ。

     和畳和ベット14畳。2名1室、1人19,800円。

【六善光寺同時開帳】善光寺東海別院でコンプリートしました!

 善光寺東海別院は明治時代末に創建された新しいお寺ですが、善光寺如来を写真撮影できるのと、極楽戒壇めぐり(ぽん太は見逃しました)が有難いです。

 六善光寺同時御開帳を巡るぽん太の旅、これでついにコンプリートです。

縁起:創建は新しく明治時代末

 場所は愛知県で、名古屋市の北西方向、木曽川の近くですね。

 住宅地の中にありますが、敷地は結構広く、本堂も大きくて立派です。ただ全体に新しい感じがします。

 それもそのはず。お寺の創建は明治43年です。

 織田信長は武田氏を滅ぼしたあと、当時甲斐善光寺にあった善光寺如来を持ち帰り、現在の岐阜善光寺近くに祀りました。そのあとすぐ本能寺の変で信長が亡くなったため、次男の信雄(のぶかつ)が善光寺如来尾張甚目寺(じもくじ)に移しました。この途中に祖父江付近に立ち寄ったという言い伝えがあったそうです。

 ところが明治末になって、その場所で2年続けて蓮の花が一本の茎から二つ咲くという奇跡があったことにから、信州善光寺本坊大勧進から善光寺如来の分身をお招きし、善光寺東海別院を創立したそうです。

エキゾチックな寝釈迦

 どことなくアジアンテーストで、ちょっと色っぽいです。肘枕をして、本堂を眺めているかのようです。

善光寺如来は撮影可

 拝観は無料。本堂内も撮影可です。天井が高くて荘厳ですね。

 こちらがご本尊の善光寺如来様。信州善光寺の前立本尊とよく似てますが、光背が小さめです。

極楽戒壇めぐりを見ればよかった

 戒壇めぐりは時間もなかったので省略したのですが、入ればよかったです。

 ふつう戒壇めぐりというと、真っ暗闇の中を進んでいき、善光寺如来の真下にある錠前に触れて帰ってくるというものです。

 ところが善光寺東海別院の場合は錠前のあるところに十六の菩薩が配され、宝珠、宮殿楼閣、宝池に五色の蓮花が咲いて光り輝き、美しい鳥が飛び交い、音楽が流れて風が吹くなど、極楽浄土が再現されているそうです。

基本データ

【寺院】善光寺東海別院(祖父江善光寺) (正式名称:双蓮山善光寺) 無宗派

【住所】愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2

【拝観日】2022年5月下旬

【拝観】御開帳期間:2022年4月3日〜6月29日

     拝観料:無料 戒壇巡り:300円

【関連サイト】

 ・善光寺東海別院公式サイト:http://www.zenkoji.com

 ・六善光寺同時御開帳公式サイト:https://gokaicho.net

【仏像】

 善光寺如来

 寝釈迦